道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染を新たに2808人感染し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに2000人を超え、前週の同じ曜日を6日ぶりに上回った。道内の感染者は延べ75万5093人となった。
死亡したのは、札幌市の3人(70代女性2人、80代女性)と道発表の居住地非公表の1人(80代女性)。道内の死者は累計で2598人となった。
道は1474人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)は、胆振管内206人のほか、空知管内212人、オホーツク管内210人、石狩管内163人、釧路管内133人、十勝管内112人、渡島管内75人、上川管内74人、後志管内43人、根室管内37人、日高管内33人、宗谷管内19人、留萌管内9人、桧山管内1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは147人だった。
札幌市は919人、旭川市は341人、小樽市は56人、函館市は18人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は胆振管内の医療機関、札幌市の障害福祉サービス事業所、旭川市の宿泊型自立訓練事業所「なかま」―など7件発生した。
4日現在の重症は前日から1人増えて4人。入院患者の病床利用数は前日から1床減の474床となり、病床使用率は20・6%に下降した。