道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに835人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が1000人を下回るのは7月12日(803人)以来、83日ぶり。前週の同じ曜日も5日連続で下回った。道内の感染者は延べ75万2285人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(共に80代男性)。道内の死者は累計で2594人となった。
道は339人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内23人のほか、オホーツク管内62人、石狩管内37人、空知管内34人、釧路管内15人、上川管内12人、十勝管内11人、渡島管内5人、根室、日高両管内各3人、後志管内1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは133人だった。
札幌市は378人、函館市は57人、旭川市は56人、小樽市は5人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は胆振管内の医療機関、オホーツク管内の医療機関、札幌市の障害福祉サービス事業所―など6件発生した。
3日現在の重症は3人。入院患者の病床利用数は前日から2床増の475床となり、病床使用率は20・7%に上昇した。