道と札幌市は29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2277人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日(3341人)を4日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ74万5883人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代男性と90代男性)。道内の死者は累計で2586人となった。
道は1110人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)は、胆振管内87人のほか、石狩管内235人、十勝管内160人、オホーツク管内122人、空知管内91人、釧路管内67人、上川管内44人、渡島管内39人、後志管内31人、宗谷管内17人、日高管内14人、根室管内11人、留萌管内9人、桧山管内1人。この他、軽症者が自主検査して申請する陽性者登録センターは182人だった。
札幌市は842人、旭川市は191人、函館市は97人、小樽市は37人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は胆振管内の高齢者施設と医療機関、空知管内の高齢者施設、札幌市の障害福祉サービス事業所など計11件発生した。
29日現在の重症は3人。入院患者の病床利用数は前日から6床減の489床となり、病床使用率は21・7%に下降した。