道内2560人感染 胆振は178人

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  • 2022年9月28日

  道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2560人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ74万518人となり、74万人を超えた。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(60代男性、90代女性)、札幌市の1人(90代男性)、旭川市の2人(70代男性、80代男性)。道内の死者は累計で2580人となった。

   道は同日から感染者の集計について、これまでの居住地別から医療機関の所在地別に変更。1281人の感染を確認した。振興局別の内訳は胆振管内178人のほか、十勝管内193人、空知管内159人、石狩管内148人、オホーツク管内120人、釧路管内114人、上川管内113人、後志管内61人、渡島管内57人、根室管内41人、宗谷管内39人、日高管内35人、桧山管内18人、留萌管内5人。軽症者が自ら検査し申請する陽性者登録センターの発表はゼロだった。

   札幌市は995人、旭川市は229人、小樽市は52人、函館市は3人の感染を確認した。

   クラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設、石狩管内の高齢者施設、空知管内の医療機関など計11件発生した。

   27日現在の重症は2人。入院患者の病床利用数は前日から36床減の510床となり、病床使用率は22・6%に下降した。

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