≪18≫ 沼ノ端交番 野生動物出没にも警戒

  • まちを守る最前線 苫小牧署交番・駐在所訪問, 特集
  • 2022年9月28日
市民に寄り添う警察官を目指す小田島巡査

  沼ノ端や柏原など苫小牧市東部の広範な地域を受け持つ。事件事故の抑止に加え、ヒグマの出没への警戒も重要な任務だ。

   児童生徒を交通事故から守るため、巡回や安全指導に力を注ぐ。苫小牧沼ノ端小学校は片道4車線の道道沿いにあり、ドライバーにスピードダウンを求めている。

   柏原や静川ではヒグマの目撃情報も多い。小田島冬美香巡査は「シカとの衝突事故も多いので、巡回時に野生動物出没への注意を呼び掛けている」と話す。

   小田島巡査は白バイ隊員だった祖父に憧れ、警察官を志した。強い正義感を持ち、職務に当たっていた祖父の姿勢は、今も変わらぬ手本だ。

   市民とは明るく接することを意識している。「事件や事故で困っている人に寄り添って、心の支えになれるような警察官を目指す」と語った。

   メ モ

   ▽所在地 苫小牧市沼ノ端中央3の2の8

   ▽管轄地域 苫小牧市東開町、沼ノ端中央、沼ノ端、柏原、静川、入船町、船見町、一本松町、晴海町、勇払

   ▽1924年設立

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