道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2040人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに2000人を上回ったが、前週の同じ曜日を28日連続で下回った。うち1067人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ72万4866人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代男女)と旭川市の3人(70代男性、80代男性、90歳以上男性)。道内の死者は累計で2553人となった。
道は1001人の感染を確認。内訳は胆振管内112人のほか、空知管内149人、石狩管内133人、オホーツク管内125人、十勝管内90人、上川管内86人、釧路管内74人、日高管内61人、渡島管内41人、宗谷、留萌両管内各39人、根室管内17人、桧山管内13人、道外と後志管内各11人。
札幌市は601人、旭川市は329人、小樽市は66人、函館市は43人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は空知管内の高齢者施設、十勝管内の介護老人福祉施設、札幌市の特別養護老人ホームなど計8件発生した。
道内で治療を終えて回復したのは70万4196人。21日現在の患者数は1万8117人となり、重症は前日から2人減って1人。20日時点の入院患者の病床利用数は前日から7床減の659床となり、病床使用率は29・2%に下降した。