道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1364人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で2000人を割り、前週の同じ曜日を27日連続で下回った。このうち614人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ72万2826人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(90代男女2人、年代・性別非公表)、札幌市の2人(70代男性、80代男性)、旭川市の1人(80代男性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2548人となった。
道は545人の感染を確認。内訳は胆振管内89人のほか、十勝管内86人、オホーツク管内84人、釧路管内74人、石狩管内62人、空知管内56人、上川、日高両管内各18人、渡島管内17人、根室管内13人、道外9人、後志、留萌両管内各7人、宗谷管内3人、桧山管内2人。
伊達市のグループホーム、空知管内の高齢者施設、十勝管内のグループホームでクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は655人、旭川市は76人、函館市は63人、小樽市は25人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは70万718人。20日現在の患者数は1万9560人となり、重症は3人。19日時点の入院患者の病床利用数は前日から3床増の666床となり、病床使用率は29・5%に上昇した。