道内2996人感染 胆振204人 苫小牧で新たなクラスター

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  • 2022年9月17日

  道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2996人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに3000人を割り、前週の同じ曜日を23日連続で下回った。うち1420人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ71万5042人となった。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男女)、札幌市の3人(80代男性、90代男女2人)。道内の死者は累計で2529人となった。

   道は1382人の感染を確認。内訳は胆振管内204人のほか、十勝管内300人、石狩管内223人、空知管内140人、オホーツク管内120人、釧路管内110人、上川管内101人、渡島管内45人、後志管内40人、根室管内22人、日高、留萌両管内各21人、道外17人、宗谷管内13人、桧山管内5人。

   札幌市は1270人、旭川市は200人、小樽市は46人、函館市は98人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)は苫小牧市の医療機関で22人(患者12人、職員10人)など計8件発生した。既存クラスターでは同市の有料老人ホーム(13日公表)で1人増の計44人に感染が拡大した。

   道内で治療を終えて回復したのは68万7860人。16日現在の患者数は2万4653人で、重症は2人。15日時点の入院患者の病床利用数は前日から2床減の717床となり、病床使用率は31・8%に下降した。

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