道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3471人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で3000人を上回ったが、前週の同じ曜日を22日連続で下回った。うち1586人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ71万2046人となり、71万人を超えた。
死亡したのは、旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2524人となった。
道は1628人の感染を確認。内訳は胆振管内276人のほか、石狩管内275人、十勝管内260人、空知管内164人、オホーツク管内138人、渡島管内113人、釧路管内111人、上川管内106人、後志管内69人、日高管内31人、根室管内27人、道外24人、宗谷管内14人、留萌管内13人、桧山管内7人。
札幌市は1446人、旭川市は248人、函館市は101人、小樽市は48人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は空知管内の特別養護老人ホーム、札幌市のグループホームなど計6件発生した。
道内で治療を終えて回復したのは68万3532人。15日現在の患者数は2万5990人となり、重症は前日から1人減って2人。14日時点の入院患者の病床利用数は前日から29床減の719床となり、病床使用率は31・8%に下降した。