市立病院病床使用率24・2% 4~8月

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2022年9月14日

  感染症指定医療機関として新型コロナウイルス感染症病床24床を確保している苫小牧市立病院は、4~8月の病床使用率は24・2%だった。東胆振でコロナの新規感染者数は今年、過去最多の更新が続いているが、前年同期と比べて22ポイント減った。

   13日の市議会厚生委員会(宇多春美委員長)で、松井雅宏氏(改革フォーラム)の質問に答えた。

   病床確保数が時期によって異なるため単純比較はできないが、同院は減少理由について「コロナ陽性で入院した場合でも、医師の判断で治療後に自宅療養に移行するケースが増え、1人当たりの入院日数が短縮された」と説明した。

   一方、今年度は7月末まで、入院患者数は前年同期比2・1%増の2万4099人に対し、入院収益は同1・1%減の16億6200万円。同院は「誤差の範囲」と前置きしつつ「診療単価の高いコロナ陽性患者が減り、コロナ以外の患者が増えた影響」と述べた。

紙面ビューアー

過去30日間の紙面が閲覧可能です。

アクセスランキング

一覧を見る

お知らせ

受付

リンク