道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5332人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で5000人を超えたが、前週の同じ曜日を15日連続で下回った。うち2692人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ68万8844人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代男性、年代・性別非公表)、札幌市の2人(30代女性、70代男性)、旭川市の2人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2492人となった。
道は2458人の感染を確認。内訳は胆振管内335人のほか、十勝管内496人、石狩管内479人、空知管内296人、釧路管内228人、オホーツク管内165人、上川管内134人、渡島管内86人、後志管内68人、根室管内41人、宗谷管内32人、桧山管内31人、道外27人、日高管内23人、留萌管内17人。
札幌市は2225人、旭川市は414人、函館市は175人、小樽市は60人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の特別養護老人ホーム、十勝管内の医療機関、札幌市の有料老人ホームなど計16件発生。既存クラスターでは、苫小牧市の医療機関(8月24日公表)で8人増の計78人に拡大した。
道内で治療を終えて回復したのは64万2154人。8日現在の患者数は4万4198人となり、重症は前日から3人増えて7人。7日時点の入院患者の病床利用数は前日から24床減の788床となり、病床使用率は34・9%に下降した。