道内5566人感染 胆振は395人

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  • 2022年9月3日

  道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5566人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で5000人を超えたが、前週の同じ曜日を9日連続で下回った。うち2697人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ66万1849人となった。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(70代女性、80代男性2人)、札幌市の6人(70代女性、80代男性4人、90代女性)、函館市の2人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2440人となった。

   道は2755人の感染を確認。内訳は胆振管内395人のほか、十勝管内608人、石狩管内435人、空知管内303人、釧路管内239人、オホーツク管内205人、上川管内138人、渡島管内128人、後志管内97人、日高管内51人、根室管内43人、留萌管内41人、道外34人、宗谷管内26人、桧山管内12人。

   札幌市は2040人、旭川市は388人、函館市は312人、小樽市は71人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)の発生は、室蘭市の障がい者施設(職員ら6人感染)と医療機関(患者ら8人感染)、登別市の医療機関(職員ら8人感染)、胆振管内の障がい者支援施設(入所者ら15人感染)、札幌市の有料老人ホーム2カ所―など計16件。既存クラスターでは、苫小牧市の医療機関(8月24日公表)で12人増の計69人に感染が拡大した。

   道内で治療を終えて回復したのは60万9861人。2日現在の患者数は4万9548人となり、重症は5人。1日時点の入院患者の病床利用数は前日と同じ875床で、病床使用率は38・8%となっている。

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