道内5637人感染 胆振は400人

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  • 2022年9月2日

  道と札幌市などは1日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5637人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で5000人を超えたが、前週の同じ曜日を8日連続で下回った。うち2964人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ65万6283人となった。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(80代男女2人、90代男性、年代非公表の女性、年代・性別非公表)、札幌市の2人(80代男性、90代男性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2429人となった。

   道は2693人の感染を確認。内訳は胆振管内400人のほか、石狩管内476人、十勝管内417人、釧路管内275人、オホーツク管内270人、空知管内239人、渡島管内200人、上川管内99人、後志管内93人、根室管内53人、日高管内45人、道外と留萌管内各34人、宗谷管内32人、桧山管内26人。

   札幌市は2216人、旭川市は322人、函館市は299人、小樽市は107人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)の発生は、石狩管内の介護保険施設、渡島管内の医療機関、札幌市の有料老人ホーム、旭川市の養護老人ホーム、函館市の介護保険事業所など計8件。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設(8月1日公表)で1人増の計92人、医療機関(同24日公表)で5人増の計57人、別の医療機関(同30日公表)で4人増の計21人に拡大した。

   道内で治療を終えて回復したのは60万4437人。1日現在の患者数は4万9417人となり、重症は5人。8月31日時点の入院患者の病床利用数は前日から26床減の875床となり、病床使用率は38・8%に下降した。

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