道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5160人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で前週の同じ曜日を下回った。うち2676人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ63万7125人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(60代女性、70代男性、80代男女3人、年代・性別非公表)、札幌市の1人(60代男性)、小樽市の1人(性別非公表の80代)。道内の死者は計2386人となった。
道は2324人の感染を確認。内訳は胆振管内297人のほか、十勝管内452人、石狩管内420人、釧路管内229人、オホーツク管内218人、空知管内177人、渡島管内148人、後志管内79人、道外69人、上川管内67人、根室管内56人、日高管内54人、宗谷管内27人、留萌管内22人、桧山管内9人。釧路管内の高齢者施設と医療機関など計3件の新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、苫小牧市の医療機関(24日公表)で9人増の計40人に感染が拡大した。
札幌市は2263人、旭川市は253人、函館市は223人、小樽市は97人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは57万7733人。28日現在の患者数は前日から2145人減の5万7006人で、重症は5人。27日時点の入院患者の病床利用数は前日から35床減の906床となり、病床使用率は40・1%に下降した。
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道などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5735人確認し、17人が死亡したと発表した。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の7人(70代男性、80代男女4人、90代男性2人)、札幌市の6人(60代男性、70代男性、80代男女3人、90代女性)、旭川市の2人(80代男性、90歳以上男性)、函館市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90代)。
道は3121人の感染を確認。内訳は胆振管内472人のほか、十勝管内680人、石狩管内596人、空知管内281人、釧路管内240人、オホーツク管内201人、渡島管内157人、上川管内112人、後志管内79人、日高管内78人、道外69人、根室管内56人、宗谷管内49人、留萌管内34人、桧山管内17人。
札幌市は1837人、旭川市は343人、函館市は333人、小樽市は101人の感染を確認した。
苫小牧市の医療機関(7人)、新ひだか町の日高徳洲会病院(5人)など計14件のクラスターが発生した。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設で2人増の計91人に感染が拡大した。