道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6395人確認し、18人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で6000人を超えたが、前週の同じ曜日を2日連続で下回った。うち3426人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ62万6230人となり、62万人を超えた。
道内で死亡したのは、道発表の居住地非公表の9人(60代男性、70代男性2人、80代男性5人、90代男性)、札幌市の7人(50代男性、70代男性、80代男性2人、90代男女3人)、旭川市の1人(年代・性別非公表)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は計2361人となった。
道は3096人の感染を確認。内訳は胆振管内462人のほか、十勝管内631人、石狩管内508人、空知管内277人、渡島管内257人、オホーツク管内233人、釧路管内220人、上川管内115人、後志管内92人、根室管内74人、日高管内66人、道外65人、宗谷管内39人、留萌管内29人、桧山管内28人。
十勝管内のグループホーム(入居者ら8人感染)で新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設(1日公表)で2人増の計89人、医療機関(24日公表)で5人増の計31人に感染が拡大した。
札幌市は2505人の感染を確認。特別養護老人ホーム、児童福祉関係施設、介護老人保健施設―でクラスターとなった。
旭川市は375人の感染を確認。住宅型有料老人ホームでクラスターが発生した。函館市は294人の感染を確認。介護保険事業所でクラスターとなった。小樽市は125人の感染を確認。高齢者施設でクラスターが発生した。
道内で治療を終えて回復したのは56万2886人。26日現在の患者数は6万983人となり、重症は前日から1人増えて3人。25日時点の入院患者の病床利用数は1床増の929床となり、病床使用率は41・1%。自宅療養者は前日から752人減ったが、5万2574人と5万人を超えている。