道内6550人感染 胆振は535人 8日ぶり前週下回る

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  • 2022年8月26日

  道と札幌市などは25日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6550人確認し、17人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で6000人を超えたが、前週の同じ曜日(8315人)を8日ぶりに下回った。うち3630人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ61万9835人となった。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の8人(60代男性、70代男性、80代男女3人、90代男性2人、年代・性別非公表)、札幌市の7人(50代女性、70代女性、80代女性3人、90代女性2人)、小樽市が2人(性別非公表の60代と70代)。道内の死者は計2343人となった。

   道は3214人の感染を確認。内訳は胆振管内535人のほか、十勝管内641人、石狩管内439人、空知管内319人、オホーツク管内288人、釧路管内241人、上川管内179人、渡島管内155人、根室管内94人、日高管内89人、後志管内77人、道外58人、宗谷管内51人、留萌管内32人、桧山管内16人。

   石狩管内の医療機関▽渡島管内八雲町のグループホーム▽桧山管内の高齢者施設▽上川管内の障がい者支援施設▽北見市の有料老人ホーム▽十勝管内の介護老人保健施設、有料老人ホーム、介護老人福祉施設―で新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、苫小牧市の高齢者施設(1日公表)で4人増の計87人、別の高齢者施設(18日公表)で1人増の計8人に感染が拡大した。

   札幌市は2549人の感染を確認。有料老人ホームでクラスターとなった。

   旭川市は374人の感染を確認。市内の医療機関と住宅型有料老人ホームでクラスターが発生した。

   函館市は282人の感染を確認。介護保険事業所でクラスターとなった。

   小樽市は131人の感染を確認した。

   道内で治療を終えて回復したのは55万7147人。25日現在の患者数は6万345人となり、重症は前日から1人減って2人。24日時点の入院患者の病床利用数は前日から18床減の928床となり、病床使用率は41・1%に下降した。

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