アイスホッケーアジアリーグのプレシーズンマッチ、レッドイーグルス北海道―東北フリーブレイズが20、21両日、白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で行われた。レッドイーグルスは1勝1敗となった。
21日
▽2回戦
東北フリーブレイズ4―3レッドイーグルス北海道
▽得点者【東】小原(田中遼、生江)佐々木(篠原、武部)所(武部、山田)京谷(篠原、小原)【レ】高橋(中屋敷、中島)高橋(入倉、山田)中島(今、山田)
▽GK【東】畑【レ】成澤▽シュート数【東】25【レ】43▽反則【東】8分【レ】12分▽パワープレー得点【東】2【レ】1▽キルプレー得点【東】0【レ】0▽観客数 434
レッドイーグルスは第2ピリオド、FW高橋の2ゴールで同点に追い付くと、第3ピリオドにはFW中島が豪快なシュートでGK畑の左肩を抜いて逆転に成功したが、最後は守り切れず。東北は試合時間残り1秒でFW京谷が決勝ゴール、接戦を制した。
20日
▽1回戦
レッドイーグルス北海道6―2東北フリーブレイズ
▽得点者【レ】中屋敷(中島、青山)高橋、柴田(青山、三田村)柴田(相木)中屋敷(青山、中島)大澤(中島、青山)【東】田中健(生江)猪狩(京谷、小原)▽GK【レ】小野田【東】古川▽シュート数【レ】53【東】27▽反則【レ】12分【東】12分▽パワープレー得点【レ】3【東】0▽キルプレー得点【レ】0【東】0▽観客数 482
レッドイーグルスが6得点で快勝。第2ピリオドにはFW高橋のゴールで流れをつかみ、FW柴田が2連続でゴールネットを揺らし4点を追加した。東北は攻め込むも得点にはならず。
―随所に”成長”
1勝1敗の成績も「随所で良いプレーもあり、やろうとしていることができてきた」とレッドイーグルスの菅原監督は話した。
21日は「第1ピリオドの内容は良かったが60分通して継続することができなかった。試合の中身を重視して挑んだ中で、選手が足を動かして連動したプレーでチャンスも多くつくっていた」と評価した。
この日2得点のFW高橋は「得意な場所からのシュートで、仲間のパスも良かったのであとは押し込むだけだった。負けてしまったことは悔しいが、シーズンを通して勝ち切れるよう、DFも含めた攻撃を展開していきたい」と語った。
新加入したDFの青山は20日に4アシストと堅実な守りに加え、攻撃での活躍も見せた。熱いまなざしで見守る菅原監督は「アジアリーグでの初試合となったが、積極的なプレーで勝利に貢献していた。これからチーム内で競争して行く中での成長が楽しみ」と期待を寄せた。