感染者高水準続く 胆振6日に最多372人

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  • 2022年8月8日

  道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6322人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日連続6000人を上回り、高水準が続いている。前週の同じ曜日(6065人)の1・04倍で、37日連続で上回った。このうち3262人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ50万1385人となり、50万人を超えた。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(80代男性)。道内の死者は累計で2182人となった。

   道は2226人の感染を確認。内訳は胆振管内239人のほか、石狩管内437人、十勝管内378人、空知管内235人、オホーツク管内207人、釧路管内188人、渡島管内119人、上川管内117人、後志管内97人、道外57人、根室管内49人、宗谷管内48人、日高管内25人、留萌管内18人、桧山管内12人。

   ▽空知管内の介護老人保健施設(入所者ら5人感染)▽同管内の医療機関(職員ら7人感染)▽同管内の高齢者施設(職員ら10人感染)▽同管内の別の高齢者施設(入所者ら12人感染)▽留萌管内の医療機関(職員ら6人感染)―でクラスター(感染者集団)が発生した。

   札幌市は3191人の感染を確認。▽有料老人ホーム(職員ら5人感染)▽グループホーム(入居者ら13人感染)▽特別養護老人ホーム(入居者ら16人感染)―で、クラスターとなった。

   函館市は415人、旭川市は330人、小樽市は160人の感染を確認した。

   道内で治療を終えて回復したのは44万3047人。7日現在の患者数は前日から929人増の5万6156人となり、重症は8人。

  6日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床減の729床となり、病床使用率は32・4%。自宅療養者は前日から1026人増の4万7083人となった。

   

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   道などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6881人確認し、7人が死亡したと発表した。このうち3720人の感染経路が不明。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(60代男性、80代男女3人、年代・性別非公表)と旭川市の1人(年代・性別非公表)。

   道は2849人の感染を確認。内訳は胆振管内が過去最多の372人のほか、石狩管内631人、十勝管内347人、オホーツク、空知両管内各290人、釧路管内222人、渡島管内173人、上川管内128人、後志管内87人、宗谷管内68人、根室管内64人、道外63人、日高管内47人、留萌管内37人、桧山管内30人。

   札幌市は2982人、函館市は468人、旭川市は418人、小樽市は164人の感染を確認した。

   ▽胆振管内の障害者支援施設(入所者ら44人感染)▽渡島管内の医療機関(患者ら11人感染)▽旭川市の特別養護老人ホーム(利用者ら9人感染)▽札幌市の障害福祉サービス事業所(利用者ら23人感染)―など、計17件のクラスターが発生した。

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