道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3268人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が3000人を上回るのは6日連続で、前週の同じ曜日(1185人)の2・75倍となり、25日連続で上回った。このうち1750人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ42万7479人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(80代男性、90代女性2人、年代・性別非公表2人)。道内の死者は累計で2123人となった。
道は1608人の感染を確認。内訳は胆振管内214人のほか、十勝管内244人、石狩管内217人、空知管内188人、オホーツク管内152人、釧路管内127人、渡島管内119人、上川管内89人、宗谷管内53人、根室管内45人、桧山、留萌両管内各39人、日高管内35人、道外28人、後志管内19人。
▽胆振管内の医療機関(患者ら8人感染)▽十勝管内の有料老人ホーム(入居者ら10人感染)▽同管内の医療機関(職員ら9人感染)▽空知管内の医療機関(患者ら20人感染)▽石狩管内の医療機関(職員ら17人感染)―で、クラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は952人の感染を確認。▽グループホーム(職員ら11人感染)▽別のグループホーム(入居者ら7人感染)▽サービス付き高齢者向け住宅(入居者ら5人感染)―でクラスターとなった。
旭川市は349人、函館市は221人、小樽市は138人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは39万6703人。26日現在の患者数は前日から1341人増の2万8653人で、重症は4人。25日時点の入院患者の病床利用数は前日から33床増の431床となり、病床使用率は19・3%に上昇した。