新型コロナウイルスの影響が長引く中、屋外でグルメを楽しむキッチンカーイベントが盛んになってきた。普段あまり口にしない珍しい料理も売られ、人と人との接触を減らしながら外で食べたり、テークアウトできたりする。
地元の官民連携組織が苫小牧港キラキラ公園を会場に2~17日の土・日限定で企画した「キッチンカー21@トマベイウオーターフロント」では、店の前に行列ができていた。最終日は荒天で中止となったが、多くの人が満足したのではないか。
25日からは市役所前でキッチンカーの出店も始まった。9月30日までの平日、事業者が日替わりで店開きする。市内ではキッチンカー事業者でつくる団体も設立され、食の移動販売車を活用して、まちのイベントなどを盛り上げる活動にも取り組み始めた。
コロナ感染者が増える中、キッチンカーを見掛けるとつい買いたくなる。しかし、個人的には、料理の量がもう少し多いとありがたいのだが。 (室)