道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1734人感染したと発表した。日別の新規感染者数が1000人を超えるのは3日連続で、前週の同じ曜日を14日連続で上回った。このうち1013人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ39万5192人となった。
死亡の確認は2日連続でなかった。道内の死者は累計で2105人。
道は650人の感染を確認。内訳は胆振管内78人のほか、石狩管内157人、十勝管内118人、空知管内55人、釧路管内49人、渡島管内42人、オホーツク管内39人、根室管内32人、上川管内31人、後志管内16人、道外12人、日高管内11人、留萌管内8人、宗谷管内2人。既存クラスター(感染者集団)では、日高管内の医療機関で2人増の計19人に感染が拡大した。
また、道は、オミクロン株の派生型「BA.2.12.1」に1人が感染したと発表。道内の確認は初めて。
札幌市は865人の感染を確認。市内のサービス付き高齢者向け住宅(入居者5人感染)で新たなクラスターが発生した。
函館市は124人の感染を確認。函館渡辺病院(22人感染)でクラスターとなった。
小樽市は32人の感染を確認。市内の介護事業所(職員ら13人感染)でクラスターが発生した。
旭川市は63人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは38万3404人。15日現在の患者数は前日から1080人増の9683人となり、重症は1人。14日時点の入院患者の病床利用数は前日から6床増の179床となり、病床使用率は8・0%に上昇した。