道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1349人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が1000人を上回るのは6月8日(1221人)以来5週間ぶりで、前週の同じ曜日を12日連続で上回った。このうち790人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ39万1745人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(いずれも年代・性別非公表)と札幌市の1人(90代女性)。道内の死者は累計で2105人となった。
道は619人の感染を確認。内訳は胆振管内77人のほか、十勝管内152人、石狩管内125人、渡島、空知両管内各42人、根室管内38人、オホーツク管内37人、釧路管内29人、日高管内23人、後志管内16人、上川管内14人、宗谷管内10人、道外8人、留萌管内6人。石狩管内の高齢者施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は586人の感染を確認。オミクロン株派生型「BA.5」に新たに2人が感染したと発表。道内のBA.5の感染確認は計13人となった。
函館市は61人、旭川市は59人、小樽市は24人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは38万2184人。13日現在の患者数は7456人で、重症は1人。12日時点の入院患者の病床利用数は前日から4床減の180床となり、病床使用率は8・1%に下降した。