(5)投票率 意思表示の大切な機会 苫小牧市選挙管理委員会委員 岡部(おかべ) 吉則(よしのり)さん(65)

  • 一票に託す 参院選 2022, 特集
  • 2022年7月7日
「若い人がどんどん投票に行けば政治も若い人の方を向く」と岡部さん

 「主権者としての意識が大事」。参院選の投票率アップに向けた啓発活動を展開する、苫小牧市選挙管理委員会の岡部吉則委員(65)はそう強調する。「自分ごととして、国やまちのこと、今や将来のこと、自分の子どもたちのことを含め考えてほしい」と訴える。

 「主権者として社会に向き合う方法は、立候補と投票の二つ」とした上で「ほとんどの方は投票で自分の考えを意思表示する。これを放棄しては民主主義はない」ときっぱり。意見を国政に反映させるため、代表者を選ぶ意義を説く。

 勇払幼稚園の園長で、2020年12月から選管委員を務める。近年の各級選挙での投票率低下、とりわけ若年層の関心の薄さを懸念し「一朝一夕に投票率を上げるのは難しい」と指摘。「学校教育の問題、心理的な抵抗感、住民票の問題があると思う」と分析する。

 「子どもに選挙の仕組みやルールは教えるが、そこでストップしていることが一番の課題」とみており、例えば子どもたちが自ら校則を考え直す機会を生かし「自分の学校生活をどういうふうにするのか、問題意識を持って行動するための教育ができる」と提起する。

 先日の苫小牧市長選は過去最低の投票率に終わったが、見て回った投票所で家族連れの姿があったことに救いを感じた。「小さな頃から選挙の現場を見たり、選挙権を初めて得た時に親が『一緒に行くぞ』と声を掛けたり。票と同じで、一つ一つ積み重ね」と話す。

 (終わり)

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー