道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに561人確認したと発表した。日別の新規感染者数は2日ぶりに500人を超え、前週の同じ曜日を4日連続で上回った。うち258人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ38万4612人となった。
死亡の確認は6日連続でなかった。道内の死者は累計で2096人。
道は275人の感染を確認。内訳は胆振管内20人のほか、石狩管内74人、オホーツク管内33人、上川管内30人、十勝管内24人、釧路管内22人、空知管内21人、日高管内16人、渡島管内14人、根室管内8人、道外5人、留萌管内4人、宗谷、後志両管内各2人。既存クラスター(感染者集団)では、日高管内の医療機関で2人増の計13人に拡大した。
札幌市は162人の感染を確認。市内の医療機関で新たなクラスターが発生した。函館市は31人の感染を確認。市内の介護保険事業所でクラスターとなった。旭川市は66人、小樽市は27人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは37万7451人。5日現在の患者数は5065人で、重症は2人。4日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床増の147床で、病床使用率は6・6%となっている。