道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに407人確認したと発表した。日別の新規感染者数は6日ぶりに500人を下回ったが、前週の同じ曜日を3日連続で上回った。このうち218人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ38万4051人となった。
死亡の確認は5日連続でなかった。道内の死者は累計で2096人。
道は112人の感染を確認。内訳は胆振管内12人のほか、石狩管内48人、日高管内10人、空知管内9人、オホーツク、釧路両管内各6人、渡島、十勝両管内各5人、上川管内4人、後志、根室両管内と道外各2人、宗谷管内1人。既存クラスター(感染者集団)では、日高管内の医療機関で4人増の計11人に感染が拡大した。
札幌市は262人、函館市は19人、旭川市は8人、小樽市は6人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは37万6791人。4日現在の患者数は5164人で、重症は2人。3日時点の入院患者の病床利用数は前日から2床増の146床となり、病床使用率は6・6%に上昇した。