レッドイーグルス北海道は、２０２２―２３シーズンのオフィシャルファンクラブ会員を募集している。ファンクラブ創設２年目となる今年は特典を充実、会費支払い方法を増やすなど利便性を向上させている。ファンクラブ会員限定のグッズ贈呈やホーム戦での先行入場に加え、氷上交流イベント参加や選手直筆の年賀状が特典に追加された。

　 　コースは最上位のＲ（税込み３万３０００円）、Ｅ（同１万６５００円）、Ｈ（同５５００円）、中学生以下が対象のジュニア（同３３００円）で構成されている。それぞれオリジナルの会員証の発行や試合後の会員限定氷上交流イベントに参加できる。

　 　ファンクラブは昨年から開設され、初年度は約３００人が入会した。「１年目にしては上出来」という声も上がったが、フロントスタッフの渡谷憲太さんは「想像よりもずっと入会が少なかった」と肩を落とす。ファンの声から、会員数が目標の５００人まで届かなかった要因を、募集案内を公式サイト上のみの告知にとどまったこと、会費の支払い方法が振り込みのみだった２点と分析。今年はクレジットカードでの支払いも可能とし、課題としていた周知の徹底はイベント出演時や公式ＬＩＮＥ（ライン）などで情報発信に力を入れている。

　 　アジアリーグでは、１０００人以上のファンクラブ会員を抱えるチームもあるという。渡谷さんはレッドイーグルスのファンクラブの強みを「参加型であること」といい、「選手からも『ここ２年はファンとの交流の場がなく寂しい』という声が上がっている。今年も会員５００人を目標に、ファンと選手やクラブが一緒になって楽しめるイベントを企画していく」とした。

　 　入会や問い合わせはレッドイーグルス北海道のホームページを参照するとよい。