道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに673人確認したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で500人を上回ったが、前週の同じ曜日を41日連続で下回った。このうち312人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万8529人となった。
死亡の確認は3日ぶりになかった。道内の死者は累計で2094人。
道は316人の感染を確認。内訳は胆振管内45人のほか、石狩管内65人、オホーツク管内49人、十勝管内40人、空知管内34人、渡島、釧路両管内各21人、日高管内14人、宗谷管内8人、上川管内6人、後志管内5人、道外4人、根室管内2人、桧山、留萌両管内各1人。北見市の医療機関(患者ら9人感染)と十勝管内の介護老人福祉施設(入所者ら5人感染)で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は256人の感染を確認。市立札幌病院(職員ら38人感染)でのクラスターは収束したと発表した。函館市は37人の感染を確認。市立函館病院(6人感染)でクラスターとなった。
旭川市は58人、小樽市は6人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万9814人。24日現在の患者数は6621人となり、重症は前日から1人減って3人。23日時点の入院患者の病床利用数は前日から3床増の200床となり、病床使用率は9・0%に上昇した。