道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに753人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で500人を上回ったが、前週の同じ曜日を40日連続で下回った。このうち383人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万7856人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(50代男性)と函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2094人となった。
道は326人の感染を確認。内訳は胆振管内31人のほか、石狩管内63人、オホーツク管内59人、十勝管内46人、日高、釧路両管内各23人、空知管内21人、渡島管内19人、上川管内17人、宗谷管内8人、後志管内7人、桧山、留萌、根室3管内各3人。
函館市は42人の感染を確認。市内の介護保険事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は332人、旭川市は51人、小樽市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万9103人。23日現在の患者数は6659人となり、重症は前日から1人減って4人。22日時点の入院患者の病床利用数は前日から3床増の197床となり、病床使用率は8・9%に上昇した。