道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者を新たに723人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに500人を上回ったが、前週の同じ曜日を39日連続で下回った。このうち397人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万7103人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代男性と90代女性)。道内の死者は累計で2092人となった。
道は311人の感染を確認。内訳は胆振管内45人のほか、石狩管内59人、十勝管内56人、オホーツク管内40人、釧路管内33人、空知管内21人、渡島管内17人、後志管内13人、上川管内12人、日高管内8人、留萌管内4人、桧山、宗谷両管内と道外各1人。渡島管内八雲町のグループホームで、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
函館市は38人の感染を確認。市内の介護保険事業所でクラスターとなった。札幌市は317人、旭川市は47人、小樽市は10人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万8237人。22日現在の患者数は6774人で、重症は前日から2人増えて5人。21日時点の入院患者の病床利用数は前日から13床減の194床となり、病床使用率は8・8%に下降した。