≪4≫追分駐在所 道の駅で増える事故抑止へ

  • まちを守る最前線 苫小牧署交番・駐在所訪問, 特集
  • 2022年6月22日

  かつて「鉄道の町」として栄えた歴史を持つ安平町追分地区。2019年に道の駅D51ステーションが開業し、来場者が駐車場内で起こす事故が増えている。大川隆巡査部長は「交通量も増えているので、巡回を強化して事故抑止につなげたい」と話す。

   住民と交流を密にすることで、一層の治安向上が図れると考える。「少しでも多くの人に顔を覚えてもらえるよう積極的に関わっている」と頼もしい。管轄地域内には山林も多く、不法投棄などの犯罪抑止にも力を入れる。

   小学生の頃、盗まれた自転車を警察官が届けてくれた。その時の警察官の優しさと格好良さに憧れた。子どもに慕われる理想の警察官像を追い求め、日々業務に励んでいる。「子どもが事件や事故に巻き込まれない安全なまちづくりを目指したい」。常に弱者へのまなざしを忘れない。

  地域の子どもの安全を守る大川巡査部長

  メ モ

  ▽所在地 安平町追分本町5の44の1

  ▽管轄地域 安平町追分

  ▽1894年設立

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