道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに902人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は8日連続1000人を下回り、前週の同じ曜日を33日連続で下回った。このうち414人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万3283人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代女性)。道内の死者は累計で2082人となった。
道は384人の感染を確認。内訳は胆振管内62人のほか、オホーツク管内73人、十勝管内65人、石狩管内49人、釧路管内25人、上川、渡島両管内各20人、空知管内18人、後志管内14人、留萌管内12人、日高管内8人、道外6人、桧山、宗谷、根室3管内各4人。後志管内の特別養護老人ホームで、新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、胆振管内の医療機関で2人増の計8人に感染が拡大した。
旭川市は66人の感染を確認。市内の医療機関でクラスターが発生した。函館市は58人の感染を確認。市内の介護保険施設と高齢者施設でクラスターとなった。札幌市は387人、小樽市は7人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万2886人。16日現在の患者数は8316人となり、重症は1人。
15日時点の入院患者の病床利用数は前日から12床減の221床となり、病床使用率は10・0%に下降した。