道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに965人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は7日連続1000人を下回り、前週の同じ曜日を32日連続で下回った。このうち417人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万2381人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(共に70代女性)。道内の死者は累計2081人となった。
道は420人の感染を確認。内訳は胆振管内98人のほか、十勝管内78人、オホーツク管内60人、石狩管内58人、上川、空知両管内各22人、渡島、桧山両管内各18人、後志管内11人、釧路管内10人、根室管内7人、日高管内と道外各6人、留萌管内4人、宗谷管内2人。
胆振管内の医療機関、上川管内の高齢者施設、北見市の特別養護老人ホームと障害者入所施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
旭川市は79人の感染を確認。市内の医療機関でクラスターとなった。札幌市は393人、函館市は63人、小樽市は10人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万1735人。15日現在の患者数は8565人で、重症は1人。14日時点の入院患者の病床利用数は前日から11床減の233床となり、病床使用率は10・5%に下降した。