道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに621人確認したと発表した。日別の新規感染者数が1000人を下回るのは6日連続で、前週の同じ曜日を31日連続で下回った。このうち277人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万1416人となった。
死亡の確認は4日ぶりになかった。道内の死者は累計で2079人。
道は269人の感染を確認。内訳は胆振管内48人のほか、オホーツク管内55人、十勝管内34人、石狩管内33人、釧路管内19人、根室管内14人、空知管内13人、渡島管内11人、留萌管内10人、日高、上川両管内各9人、桧山管内5人、宗谷管内4人、道外3人、後志管内2人。帯広市のグループホームで、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は187人の感染を確認。市内のグループホームと市立札幌病院で新たなクラスターとなった。旭川市は94人、函館市は55人、小樽市は16人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは36万396人。14日現在の患者数は8941人となり、重症は1人。13日時点の入院患者の病床利用数は前日から1床増の244床で、病床使用率は11・0%となっている。