道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに536人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が600人を下回るのは1月14日(467人)以来、約5カ月ぶりで、前週の同じ曜日を30日連続で下回った。うち243人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万795人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で2079人となった。
道は230人の感染を確認。内訳は胆振管内59人のほか、オホーツク管内45人、石狩管内42人、十勝管内31人、釧路管内11人、空知、根室両管内と道外各8人、渡島管内6人、日高管内4人、上川、後志両管内各3人、桧山管内2人。十勝管内の介護老人保健施設で、新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は263人、旭川市は32人、函館市は10人、小樽市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは35万9025人。13日現在の患者数は9691人で、重症は1人。12日時点の入院患者の病床利用数は前日から2床増の243床となり、病床使用率は11・0%に上昇した。