道と札幌市は12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに812人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続で1000人を割り、前週の同じ曜日を29日連続で下回った。うち358人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ37万259人となり、37万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は、累計で2078人となった。
道は293人の感染を確認。内訳は胆振管内53人のほか、石狩管内58人、オホーツク管内56人、十勝管内40人、釧路管内23人、上川管内14人、渡島管内11人、日高管内9人、空知管内8人、根室管内7人、桧山、留萌両管内と道外各4人、後志管内2人。
札幌市は407人の感染を確認。医療機関2カ所、障害福祉サービス事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
旭川市は68人、函館市は29人、小樽市は15人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは35万8217人。12日現在の患者数は9964人で、重症は1人。11日時点の入院患者の病床利用数は前日から13床減の241床となり、病床使用率は10・9%に下降した。
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道などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに872人確認し、2人が死亡したと発表した。
このうち382人の感染経路が不明。死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(60代男性)と函館市の1人(年代・性別非公表)。
道は374人の感染を確認。内訳は胆振管内56人のほか、石狩、オホーツク両管内各75人、十勝管内62人、上川管内26人、渡島管内18人、空知管内16人、釧路管内11人、日高管内9人、根室管内8人、後志管内6人、桧山管内5人、道外4人、留萌管内3人。既存クラスターでは、苫小牧市の特別養護老人ホームで2人増の計30人、胆振管内の高齢者施設で1人増の計15人に感染が拡大した。
旭川市は76人の感染を確認。市内の通所介護事業所でクラスターが発生した。
札幌市は351人、函館市は53人、小樽市は18人の感染を確認した。