創業から14年を迎えた焼き肉店「おうじゅう」。苫小牧市内に柳町本店のほか、ときわ町に店舗を構える。
本店のお薦めは新メニュー「おうじゅう焼き」(税込み980円)。道産黒毛和牛のロース肉を細切りにしたユッケ状の肉で、網の上で焼いた後にニンニクや韓国南蛮で味付けされた秘伝のたれを絡めて食べる。軟らかくて食べやすい―と子どもからお年寄りまで年齢を問わない人気の一品だ。
仕込みで臭みを無くし軟らかさを追求した「執念のとろたん塩」(同1430円)や、古くから親しまれている「おうじゅうカルビ」(同800円)、牛骨からとったスープをベースにコクとあっさりしたうま味が特徴的な冷麺も「盛岡」(同850円)のほか、「梅じそ」「柚子おろし」(各同950円)とそろえる。食べ放題プランも3コースを用意し、100品以上を堪能できる。
完全個室タイプの店内は周りを気にせず食事を楽しむことができ、家族を中心に多くの客が訪れている。
新型コロナの影響も受けたが、客足は回復傾向に。小山内拓也取締役(43)は「小さい頃に食べた焼き肉屋さん―と慣れ親しまれる味と店にしていきたい」と話している。
苫小牧市柳町2の7の9。営業時間は午前11時半~午後2時半、午後5時~同10時半。水曜定休。電話0144(53)1129。