道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1221人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は5日ぶりに1000人を上回ったが、前週の同じ曜日を25日連続で下回った。うち611人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ36万6641人となった。
死亡したのは、小樽市の1人(性別非公表の80代)。道内の死者は累計で2073人となった。
道は562人の感染を確認。内訳は胆振管内80人のほか、十勝管内134人、石狩管内106人、オホーツク管内100人、釧路管内43人、上川、空知両管内各19人、渡島管内15人、根室管内14人、日高管内11人、後志管内7人、桧山管内と道外各6人、留萌、宗谷両管内各1人。千歳市の市立千歳市民病院(職員ら5人感染)で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は445人、旭川市は102人、函館市は79人、小樽市は33人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは35万3319人。8日現在の患者数は1万1249人で、重症は2人。
7日時点の入院患者の病床利用数は前日から27床減の288床となり、病床使用率は13・4%に下降した。