道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに701人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が1000人を下回るのは4日連続で、前週の同じ曜日を24日連続で下回った。このうち286人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ36万5420人となった。
死亡したのは、札幌市の2人(共に90代女性)。道内の死者は累計で2072人となった。
道は346人の感染を確認。内訳は胆振管内66人のほか、石狩管内73人、オホーツク管内43人、十勝管内38人、釧路管内31人、空知管内27人、上川管内16人、渡島管内15人、日高管内13人、根室管内9人、桧山管内8人、宗谷管内3人、後志管内2人、留萌管内と道外各1人。既存クラスター(感染者集団)では、胆振管内の高齢者施設で1人増の計14人に感染が拡大した。
札幌市は174人、旭川市は100人、函館市は60人、小樽市は21人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは35万2053人。7日現在の患者数は1万1295人で、重症は2人。6日時点の入院患者の病床利用数は前日から3床増の316床となり、病床使用率は14・7%に上昇した。