≪2≫白老交番 国道での事故は迅速規制

  • まちを守る最前線 苫小牧署交番・駐在所訪問, 特集
  • 2022年6月8日
地域と連携した取り組みでまちの安全を守る細川警部補

  白老町の中心部に位置する。2020年7月にアイヌ文化発信拠点の民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業し、観光客でにぎわう一帯の防犯や事故防止に当たっている。

   町を横断する国道36号は緩いカーブの連続で、冬は凍結によるスリップ事故が起きやすい。町外からウポポイを訪れる観光客の車の事故も増えている。

   昨年4月から勤務している細川義彰警部補は「車の多い国道での事故対応時は、2次被害の防止が重要になる。迅速な道路規制などで対策に努めている」と話す。

   可能な限り街頭に立ち、「制服を見せる」活動で効果的な犯罪・事故抑止に取り組む。役場やボランティア、町内会などの協力を得てパトライト運動も展開し、交通安全の呼び掛けも重点的に実施している。「町とも連携を図りながら、まちの安全を守っていきたい」と力を込めた。

  メ モ

  ▽所在地=白老町東町1の4の18

  ▽管轄地域=大町、日の出町、高砂町、東町、末広町、本町、緑丘、川沿、栄町、若草町、陣屋町、社台、森野、緑町、白老

  ▽1888年設立

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