白老町の中心部に位置する。2020年7月にアイヌ文化発信拠点の民族共生象徴空間(ウポポイ)が開業し、観光客でにぎわう一帯の防犯や事故防止に当たっている。
町を横断する国道36号は緩いカーブの連続で、冬は凍結によるスリップ事故が起きやすい。町外からウポポイを訪れる観光客の車の事故も増えている。
昨年4月から勤務している細川義彰警部補は「車の多い国道での事故対応時は、2次被害の防止が重要になる。迅速な道路規制などで対策に努めている」と話す。
可能な限り街頭に立ち、「制服を見せる」活動で効果的な犯罪・事故抑止に取り組む。役場やボランティア、町内会などの協力を得てパトライト運動も展開し、交通安全の呼び掛けも重点的に実施している。「町とも連携を図りながら、まちの安全を守っていきたい」と力を込めた。
メ モ
▽所在地=白老町東町1の4の18
▽管轄地域=大町、日の出町、高砂町、東町、末広町、本町、緑丘、川沿、栄町、若草町、陣屋町、社台、森野、緑町、白老
▽1888年設立