苫小牧市の新型コロナウイルス新規感染者数は5月29日~6月4日の1週間、前週から半減以下の234人だった。2週連続で前週を大幅に下回り、苫小牧保健所は「市民が基本のコロナ対策を徹底してきた結果。引き続き油断せずに対策を」と呼び掛けている。
前週比53・5%、269人の減。ゴールデンウイーク(GW)後の感染再拡大でピークだった前々週(852人)から7割以上減った。保健所は「GW後は人流が落ち着き、若年層の感染者数が減り、全体数も少なくなった」と分析する。
ただ、週別人口10万人当たり感染者数は137人と、道の移行指標レベル2(同15人)を超過する状況は変わらないだけに、「今後イベントや学校行事などが多くなるが、楽しく過ごすためにも感染の落ち着きが重要。基本の対策徹底を」と訴えている。