道と札幌市などは6日、新型コロナウイルスの感染者を新たに649人確認したと発表した。日別の新規感染者数が600人台となるのは1月18日(698人)以来、約4カ月半ぶりで、前週の同じ曜日を23日連続で下回った。うち289人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ36万4719人となった。
死亡の確認は2日ぶりになかった。道内の死者は累計で2070人。
道は300人の感染を確認。内訳は胆振管内50人のほか、十勝管内72人、石狩管内63人、オホーツク管内35人、桧山管内18人、釧路管内15人、空知管内14人、上川管内10人、根室管内7人、渡島管内6人、日高管内4人、道外3人、留萌管内2人、後志管内1人。
伊達市の医療機関、桧山管内の社会福祉施設、北見市の有料老人ホーム、十勝管内の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生。既存クラスターでは、胆振管内の高齢者施設で1人増の計13人に感染が拡大した。
札幌市は291人の感染を確認。市内の障害福祉サービス事業所でクラスターとなった。旭川市は35人、函館市は23人の感染を確認。小樽市はゼロだった。
道内で治療を終えて回復したのは35万681人。6日現在の患者数は1万1968人で、重症は2人。5日時点の入院患者の病床利用数は前日から14床減の312床となり、病床使用率は14・5%に下降した。