道と札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1038人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続1000人を超えたが、前週の同じ曜日を20日連続で下回った。このうち469人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ36万2262人となった。
死亡したのは、札幌市の2人(いずれも80代女性)。道内の死者は累計で2068人となった。
道は475人の感染を確認。内訳は胆振管内73人のほか、十勝管内123人、石狩管内88人、オホーツク管内57人、釧路管内38人、空知管内22人、根室管内19人、渡島管内16人、日高、上川両管内各12人、桧山管内4人、後志、留萌、宗谷3管内各3人、道外2人。
既存クラスター(感染者集団)では、苫小牧市の特別養護老人ホームで3人増の計27人、胆振管内の高齢者施設で2人増の計10人に感染が拡大した。
札幌市は437人、旭川市は73人、函館市は39人、小樽市は14人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは34万5908人。3日現在の患者数は1万4286人で、重症は3人。2日時点の入院患者の病床利用数は前日から15床減の340床となり、病床使用率は15・8%に下降した。