道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1950人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては2日ぶりに2000人を下回り、前週の同じ曜日も12日連続で下回った。うち965人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ35万2592人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代女性)、小樽市の1人(性別非公表の90代)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2054人となった。
道は747人の感染を確認。内訳は胆振管内133人のほか、石狩管内152人、十勝管内151人、オホーツク管内61人、釧路管内55人、空知管内44人、根室管内39人、渡島管内35人、上川、日高両管内各22人、後志管内13人、宗谷、桧山両管内各6人、留萌管内と道外各4人。十勝管内の介護老人福祉施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は958人の感染を確認。市内の特別養護老人ホームでクラスターとなった。旭川市は141人、函館市は72人、小樽市は32人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは32万9383人。26日現在の患者数は2万1155人で、重症は前日から1人減って5人。25日時点の入院患者の病床利用数は前日から20床減の432床となり、病床使用率は20・1%に下降した。