道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1369人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続2000人を下回り、前週の同じ曜日を10日連続で下回った。このうち576人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ34万8548人となった。
死亡したのは、札幌市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で2050人となった。
道は655人の感染を確認。内訳は胆振管内116人のほか、石狩管内101人、オホーツク管内78人、空知、釧路両管内各75人、十勝管内67人、根室管内49人、渡島管内36人、上川管内21人、日高管内12人、留萌管内7人、宗谷、後志両管内と道外各5人、桧山管内3人。既存クラスター(感染者集団)では、苫小牧市立病院で新たに職員2人の陽性が判明し、計11人に感染が拡大した。
札幌市は354人の感染を確認。市内のグループホームと医療機関で新たなクラスターが発生した。
旭川市は185人、函館市は125人、小樽市は50人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは32万4376人。24日現在の患者数は2万2122人で、重症は6人。23日時点の入院患者の病床利用数は前日から3床減の457床となり、病床使用率は21・3%に下降した。