道と札幌市などは23日、新型コロナウイルス感染者を新たに1468人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては6日ぶりに2000人を下回り、前週の同じ曜日を9日連続で下回った。うち598人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ34万7179人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代男性、90代男性)と札幌市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で2049人となった。
道は654人の感染を確認。内訳は胆振管内108人、石狩管内172人、釧路管内100人、十勝管内65人、オホーツク管内59人、根室管内40人、空知管内36人、日高管内30人、後志管内14人、渡島管内12人、上川管内6人、桧山管内5人、道外4人、宗谷管内3人。
札幌市は643人の感染を確認。有料老人ホームなどで新たなクラスター(感染者集団)が発生した。旭川市は92人、函館市は72人、小樽市は7人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは32万1918人。23日現在の患者数は2万3212人で、重症は6人。22日時点の入院患者の病床利用数は前日から13床増の460床となり、病床使用率は21・4%に上昇した。