道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2065人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては5日連続で2000人を超えたが、前週の同じ曜日を8日連続で下回った。このうち864人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ34万5711人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の1人(90代男性)。道内の死者は累計で2046人となった。
道は824人の感染を確認。内訳は胆振管内146人のほか、石狩管内166人、十勝管内125人、釧路管内82人、オホーツク管内79人、空知管内56人、渡島管内43人、上川管内40人、根室管内36人、後志管内19人、日高管内11人、宗谷管内9人、桧山管内と道外各5人、留萌管内2人。
赤平市のあかびら市立病院、伊達市のミネルバ病院、オホーツク管内の介護老人保健施設、空知管内の障害者就労支援事業所、十勝管内の介護老人福祉施設と有料老人ホーム、釧路市の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
函館市は97人の感染を確認。函館稜北病院でクラスターとなった。札幌市は958人、旭川市は145人、小樽市は41人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは31万9721人。22日現在の患者数は2万3944人で、重症は6人。21日時点の入院患者の病床利用数は前日から4床減の447床となり、病床使用率は20・8%に下降した。
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道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2240人確認し、1人が死亡したと発表した。
このうち992人の感染経路が不明。死亡したのは、札幌市の1人(90代女性)。
道は1072人の感染を確認。内訳は胆振管内245人のほか、石狩管内182人、十勝管内137人、釧路管内118人、オホーツク管内107人、空知管内71人、上川管内56人、根室管内51人、渡島管内32人、日高管内20人、宗谷管内18人、桧山管内14人、後志管内12人、道外5人、留萌管内4人。
苫小牧市の病院で新たなクラスターが発生し、20~90代の6人(職員3人、患者3人)の陽性が判明。新ひだか町の町立静内病院、釧路市の医療機関とグループホームでもクラスターとなった。既存クラスターでは苫小牧市立病院で2人増の計9人に感染が拡大した。
札幌市は900人の感染を確認。医療機関2カ所、障害福祉サービス事業所、小規模多機能型居宅介護事業所でクラスターが発生した。旭川市は142人、函館市は95人、小樽市は31人の感染を確認した。