アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は21日、苫小牧市ときわスケートセンターでクラブ初の有料アイスホッケー教室「城野塾neo」を行った。集まった小学生22人は、プロ選手に教わりながら個々のスキルアップに汗を流した。
城野塾は、前身の王子イーグルス時代に監督を務めた城野正樹チーフマネジャーが、同クラブの現役選手を交えながら競技の楽しさを伝えるアイスホッケー教室。今回は初の有料開催で、以前よりもワンランク上の技術を学べる。
指導はGK成澤優太、DF山下敬史、佐々木一正、FW百目木政人の4選手に加え、女子アイスホッケー日本代表(スマイルジャパン)のFW高涼風が参加。
同クラブの選手以外が参加するのは今回が初めて。苫小牧出身の高は、I・TECソリューションズに勤務しており、同社がレッドイーグルス北海道のオフィシャルパートナー(スポンサー)であることからスペシャルゲストとして参加した。
指導は3グループに分かれてスケーティング、シュート、パスの3部門をローテーションで行った。プロ選手らが練習相手として参加し、子どもたちと触れ合った。最後はゲーム形式で練習の成果を確認した。
城野チーフマネジャーは「子どもたちが新しい技術やポイントをすぐに実践していて驚いた。今後も定期的に開催し、ゆくゆくは城野塾の生徒がレッドイーグルスに入団してくれたら」と話していた。