道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2811人確認したと発表した。日別の新規感染者数としては、5日連続で前週の同じ曜日を下回った。このうち1382人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ33万8853人となった。
死亡の確認は12日ぶりになかった。道内の死者は累計で2041人。
道は1246人の感染を確認。内訳は胆振管内190人のほか、石狩管内275人、十勝管内175人、釧路管内119人、オホーツク管内101人、空知管内91人、上川管内81人、渡島管内76人、日高管内41人、根室管内37人、宗谷管内18人、桧山管内15人、後志管内12人、留萌管内9人、道外6人。
日高管内の社会福祉施設、十勝管内のグループホーム、釧路管内の高齢者施設で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。
札幌市は1154人の感染を確認。医療機関でクラスターとなった。旭川市は223人の感染を確認。サービス付き高齢者住宅で新たなクラスターが発生した。函館市は116人、小樽市は72人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは31万896人。19日現在の患者数は2万5916人となり、重症は前日から1人減って6人。18日時点の入院患者の病床利用数は前日から5床増の420床となり、病床使用率は19・6%に上昇した。