道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2677人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数としては4日連続、前週の同じ曜日を下回った。このうち1369人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ33万6042人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の4人(60代男性、80代男女2人、90代男性)と、札幌市の3人(60代女性、80代女性2人)。道内の死者は累計で2041人となった。
道は1121人の感染を確認。内訳は胆振管内176人のほか、石狩管内180人、オホーツク管内171人、十勝管内125人、空知管内101人、釧路管内90人、上川管内84人、宗谷管内45人、渡島管内41人、根室管内35人、日高管内33人、桧山管内12人、留萌、後志両管内各10人、道外8人。
苫小牧市の市立病院で20~90代の7人(患者4人、職員3人)が感染したほか、別の病院でも40~90代の5人(患者4人、職員1人)の陽性が判明して新たなクラスター(感染者集団)が発生。釧路管内の社会福祉施設と上川管内の有料老人ホームでもクラスターとなった。既存クラスターでは、日高管内の社会福祉施設で8人増の計32人に感染が拡大した。
札幌市は1090人の感染を確認。介護老人保健施設2カ所、グループホーム、医療機関で新たなクラスターが発生した。旭川市は247人、函館市は152人、小樽市は67人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは30万8121人。18日現在の患者数は前日から106人増えて2万5880人となり、重症は7人。17日時点の入院患者の病床利用数は前日から17床減の415床となり、病床使用率は19・3%に下降した。