市立病院、初のクラスター 診療継続、地域への影響最小限に

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2022年5月19日

 道は18日、苫小牧市立病院(松岡伸一院長)の新型コロナウイルス感染状況を受け、クラスター(感染者集団)に認定したと発表した。同日までに同一病棟の入院患者4人と職員3人の計7人が感染し、院内で94人のPCR検査を終えた。同院では初のクラスター発生となったが、診療や手術、コロナ患者の受け入れなどはこれまで通り継続している。

 同院は、入院などが必要な救急患者を24時間体制で受け入れる2次救急や、出産前後の周産期医療を担う東胆振・日高医療圏の中核病院。東胆振の感染症指定医療機関で、コロナ病床を現在24床設け、コロナ対策最優先で地域医療を堅持している。

 このため職員は日頃から、マスクをはじめ防護服を着用し、病棟を定期的に消毒するなど、基本以上の感染対策を徹底してきた。今回のクラスター事例は同一病棟のみの確認となり、同院は患者をコロナ病棟へ移した上で当該病棟の新規入退院を停止し、感染拡大の抑え込みを図っている。

 こうした状況や対策を踏まえ、同院は苫小牧保健所とも協議し、外来診療をこれまで通り継続することを確認。検査や手術、入院患者やコロナ患者の受け入れなどを続け、地域医療の影響を最小限度にとどめる。当該病棟の患者の検査や手術も続ける方針で、同院は「コロナ対応と通常診療とのバランスを取りながら継続する」と説明する。

 一方、同院はこれまでも職員の健康調査を徹底し、少しでも症状があれば自宅待機し、検査で陽性が判明するたびに公表してきた。クラスター事例以外で直近10日間に限って見ても、10日、12日、13日、16日、18日に職員各1人が感染。市内で新規感染者数が高い水準で推移し、感染をゼロにするのは困難な現状にあるが、同院は「院内感染を受け止めて対策を徹底していく」と強調している。

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